英語を楽にするコラム。
今回は、英語の「万能動詞」と「助動詞」を使って、英語をもっと楽に理解する方法をご紹介します。言葉の基本を押さえることで、英語がずっと簡単に感じられるかもしれません。
言葉の3つの要素
言葉は大まかに分けると、次の3つの要素があります:
- 状態を表すもの
- 動きを表すもの
- 感情を表すもの
日本語でも、これに似た文型があります:
- 状態:「リンゴが100円で販売されている」
- 動き:「今日は3つで180円にしますよ」
- 感情:「安い!うれしい!」
言葉の使い方
これらの要素を表現するために、英語では次のような単語が使われます:
- 状態:be
- 動き:do、get
- 感情:good、bad、cute
これらの単語を使い回すことで、強さやニュアンスの違いを表現できます。つまり、多くの言葉は、人類が不足する表現を補うために派生してきたものだということです。基本的な単語をうまく使うだけで、かなりの会話ができるというわけです。
助動詞と副詞・前置詞の役割
細かいニュアンスを表現するために、助動詞や副詞、前置詞が活用されます。これにより、動きや状態に変化を加えることができます。言葉のアレンジが効率的に行えるため、複雑な表現もシンプルに扱うことができます。
万能動詞「get」とその活用
英語で非常によく使われる万能動詞が「get」です。日本語の「とる」と似た役割を果たします。「とる」一つでも、例えば「取る」「執る」「採る」「捕る」「撮る」など、複数の意味があります。
「get」も同様に多くの意味を持ち、助動詞を加えることで様々なニュアンスが表現できます。例えば:
- I get: 私は取る
- I will get: 私は取るつもり
- I should get: 私は取るべき
- I must get: 私は取らなければならない
- I can get: 私は取れる
- I may get: 私は取れるかもしれない
これに過去形やその他の助動詞を加えることで、例えば:
- とった(I got)
- とっている(I am getting)
- とっていた(I was getting)
- とりたい(I want to get)
- とりたかった(I wanted to get)
など、非常に多くの表現が可能です。日本語の漢字のように、たくさんの表現を一つの「get」でカバーできるのです。
万能ワードに頼りすぎない
ただし、万能ワードに頼りすぎると、時には理解しにくくなったり、お利口に見られなかったりすることもあります。言葉を効率的に使うのは大切ですが、場面に応じて適切な言葉を選ぶことも重要です。
言葉は、効率よく使うこともできれば、複雑に特別感を出すこともできます。日本語も英語も、共通してこの特性を持っていることを覚えておきましょう。
written by Lirein